空飛ぶドクターと行ったお伊勢詣りと和歌山熊野詣

入院中で車イス使用の進行性核上性麻痺の夫と新千歳空港から飛行機で旅行に行ってきました。

2013年5月22日(水)〜5月24日(金)


きっかけ>2出発前と持物
第一日目>4第二日目>5第三日目
旅を終えて>7車イストイレ>8風景写真集

※いま見ているページは、「車イストイレ」です。




車イストイレ

 今回の旅行で、飛行機以外、実際に使わせていただいたトイレです。リュウは、トイレスペースで、車イスから立って、トイレの前まで移動しています。すべての行動に見守り、手助けが必要で、介助者として、私が同室してます。

 掲載させていただいた写真:新千歳空港(国内線)行き帰り・全日空702便・中部国際空港・安濃サービスエリア(下り)・二見プラザ・伊勢神宮・道の駅 紀伊中島マンボウ・お綱茶屋・那智ねぼけ堂・串本ロイヤルホテル・道の駅 椿はなの湯・とれとれ市場・吉備湯浅パーキングエリア(下り)・関西国際空港・全日空1717便


〜新千歳空港(国内線)〜

↑新千歳空港国内線二階の車イストイレのひとつ。ひろいと思ったのですが、旅行中、もっとひろいトイレがありました。



〜全日空702便〜

↑全日空702便の羽の近くの真ん中付近にあった車イス対応トイレ。ドアは、外側に全開しています。

↑手すり。
 車イス利用の本人だけなら、利用できるかもしれません。介助者も一緒となると、広さ的に、かなり窮屈そうです。車イスは、機内に積んであるものを用意してくれるそうです。

↑右側は、赤ちゃんの収納式おむつ替えシートです。



〜中部国際空港〜

↑中部国際空港の多目的トイレの表示。車イスを押してくださっていた地上旅客係員さんから教えていただいたのですが、空港建設時、設計段階から福祉の会社も加わっていたそうです。

↑ひろい多目的トイレ。座って左側の手すりは固定式ですが、右側の手すりは可動式。いま、上にあがっています。上にあがっていると、車イスを横付けすることができます。ひも付きの非常用ボタンは、転倒時に対応できる位置についています。

↑車イスの大きさと部屋の大きさが比較できます。向かって右側は、手を洗う洗面台。左側は、オストメイトの方用の洗面台です。

↑こちらの写真も、車イスの大きさと部屋の大きさが比較できます。

 本人と介助者がいるので、車イストイレ(多目的トイレ)を使いましたが、車イス利用のご本人だけでしたら、一般の「女性用」「男性用」トイレでも大丈夫だそうです。扉は、普通トイレは、なか開きなのですが、中部国際空港の一般トイレは、折れ戸式で、車イス対応だそうです。

↑各ボタンの位置ですが、「流す」ボタンのひとつが、こんなに低い位置に設置されていました。



〜安濃サービスエリア(下り)〜

↑座って左側が、固定式の手すり。右側が可動式で、いまは、上がっています。トイレットペーパーホルダーが、手を洗う洗面台の左右についています。ひも付きの非常用ボタンが転倒時にも対応できる位置についています。



〜二見プラザ〜

↑二見プラザの車イストイレ。なぜか、この写真一枚しか写してないので、載せることにしましたが、トイレの写真というより、私の脚の写真のようです。便座の高さを記録したくて、この時自分の脚を利用してみました。便座の高さにもいろいろあって、立ったり座ったりするのが困難な人は、高めが助かります。ここは、高めでした。



〜伊勢神宮〜

↑伊勢神宮駐車場付近の車イストイレ。



〜道の駅 紀伊長島マンボウ〜

↑昔ながらの車イストイレ。



〜お綱茶屋〜

↑多目的トイレの表示。お綱茶屋は、ぜんたいが総檜作りです。

↑トイレスペースの壁にも木材が使われていました。

↑オストメイトの方用。

↑便器内が青く光っていて、びっくりしました。



〜那智ねぼけ堂〜

↑一般のトイレ内に設けられた車イストイレ。扉は、カーテン。



〜串本ロイヤルホテル〜

↑一階ロピー付近の車イストイレ。



〜道の駅 椿はなの湯〜

↑道の駅 椿はなの湯の車イストイレ。

↑座って左側の手すりは可動式。



〜とれとれ市場〜

↑とれとれ市場の車イストイレ。



〜吉備湯浅パーキングエリア(下り)〜

↑多目的トイレの表示。

↑かなりひろい室内。真ん中にカーテンが見えます。

↑カーテンは、トイレ側とこちらのベッド側とを仕切ることができます。収納式ベッドは、大人も利用できる大きさです。

↑座って左側が可動式手すりになっているのですが、そこにもトイレットペーパーが。

↑壁側にも前後二カ所にトイレットペーパーが。あと、流すボタンも前後二カ所に付いていました。「ながす」の文字が大きくてわかりやすいです。



〜関西国際空港〜

↑関西国際空港の多目的トイレ。

↑左がオストメイトの方用設備。右が多目的収納ベッド(オムツっ子U)。収納ベッドは大きくて、赤ちゃんだけでなく、どなたでも使える感じがしました。

↑関西国際空港の多目的トイレの表示(私たちが入ったところではないです)。

↑多目的トイレの表示のアップ写真。点字も見えます。「現在地」の下に「洋式」「オストメイト対応設備」「多目的シート」「ベビーチェア」「着替え台」の表示。

↑男子お手洗いの表示。男子トイレスペースにも各対応が。

↑女子お手洗いの表示。女子トイレスペースにも各対応が。



〜全日空1717便〜

↑全日空1717便の一番後ろの車イス対応のトイレということなのですが。

↑せまくて。

↑せまくて。

↑手すりは一応ついているのですが。

↑収納式オムツ替えシート。



〜新千歳空港(国内線)〜

↑帰ってきた時に入った多目的トイレです。オストメイトの方の設備があります。

 旅行中、たくさんのトイレを使わせていただきました。
 車イス使用の本人だけ、車イス使用の本人と介助者とふたり、介助者は同性かそうでないか、介助者はもっと多くか、介助者の立ち位置はどこか、車イス使用の本人は立って移動できるか移動できないか、それらのことだけでも使い勝手が異なってくると思いました。ほかにもたくさんの事情のある方がいらっしゃると思うのですが、トイレの数もふくめて、みなさんが使いやすいようにするには、どうしたらいいのか、たくさん考えることがありますが、考え続けていくことは大切なことだと思いました。

 ※利用する場合、まちがいやもれていることも考えられますので、あいまいだと思われる点は、各施設にお問い合わせください。

 

このページの一番上へ▲




※いま見ているページは、「車イストイレ」です。


きっかけ>2出発前と持物
第一日目>4第二日目>5第三日目
旅を終えて>7車イストイレ>8風景写真集




   江口優子さんの会社 ALOHA OLA(アロハ オラ)のホームページはこちら(←クリックしてください)です。
 空飛ぶドクターの坂本泰樹先生のホームページ 旅行医学の「カノヤ・トラベルメディカ」(←クリックしてください)です。

 入院中の進行性核上性麻痺のリュウと多動と自閉症の個性を持つ次男ワタルとの日常を綴った私のブログ「やさしいまなざし」はここをクリックしてください。



このページの感想は、Cafeつぶ庵(掲示板)までどうぞ。



Copyright (C) 2003-今年 Vanilla Web Site All rights reserved.