パン君とりー坊、その仲間のストーリーです。 |
2012年4月〜
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パン君が原発不明癌と診断されたのは、2011年11月。47歳。 それをパン君は、りー坊の助けを借りて公表した。 その公表を知って、そして第一回ハゲ増す会が翌年に開かれた。 それに私が参加して、体験してわかったことがあった。 例えばうちの場合とか、その人が抱えている重い重い重い事情、そのことをまわりに言っても、正直迷惑なだけと私は思っていた。 でもそうじゃないと思う人が、必ずいるということがわかった。 パン君の告白でまず私がそう思った。第一回ハゲ増す会でも、パン君を心配した友達がたくさん来た。 みんな迷惑そうな顔してない・・・。 うちの事情は家族親戚ごく親しい友人には伝えていた。 そして第一回ハゲ増す会の後、私も公表した。そうしたら、やっぱり受け止めてくれる人がいた。 勇気がいることかもしれないけれど、問題を抱えていて、ちょっとでも誰かに言いたいなと思ったらまわりに言って欲しい。 男性も女性も関係なく、どんな年齢でも関係なく。 言えない状況の人は、まわりの人が察して助けてあげて欲しい。 その後、うちの事情を公表してから色々な人や情報に出会った。 そうして、その人がどのような状況や段階でも、力になってあげようと専門的な知識や情報を身につけている人がいることも知った。その人たちは向上心があって、まだ見ぬ人のために全力を尽くそうとしているよ。 あなたを待っている人がいる。 それはパン君とりー坊の行動から、私が知ったこと。 それにしてもパン君とりー坊の公表は潔いなぁ。 まるでそこにある物質の形状でも伝えるように、事実をありのまま伝える。 でも伝えている相手は「人間」になんだ。 パン君とりー坊のかっこいいコンビは私の中では永遠だよ。 ありがとう。 |
2015.5.17 Vanilla記 |
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